第6章 反省会と懲罰

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一、反省会

 反省会は、寮の規則や先輩の言いつけを破ったり、仕事上の不始末を犯した1年生をつるしあげ、懲罰を課すための、1年生にとってはいやな集まりであった。教育期間中は、寮食堂で、毎日午後9時から行われ、教育期間終了後は、金曜の全寮ミーティングの終了後に行われた。

二、北寮懲罰各種

 懲罰は、腕立て、正座、五厘、ケツ竹刀、そして、謹慎(外出禁止)であった。また、これらの罰が組み合わせて科せられることが多かった。もちろん、これらの罰は、寮の風紀を乱した上級生にも科せられ、そのときは、懲罰委員会が開かれた。

「腕立て」 50〜100回程度、もっとも軽い罰。

「正座」 全裸または下半身フリチンとなり、己の男性自身に青い蝶ネクタイ型のリボンを結んで正座する。これが、己の竿にに青い蝶ネクタイ型のリボンを結ぶのが、全裸または下半身裸となったときの北寮での正装である。両脚は少し開いて正座する。両手は、軽くこぶしを握り、両モモの上部 、胴に近いところに置く。正座中は、先輩から話しかけられたとき以外は、目をつむり、なぜ自分は正座させられているのかを熟考し、十分に反省する。また、正座中は、「私は、洗濯物を間違えました。」「私は、オナニーをがまんできませんでした。」「私は、性欲をコントロールできず、夢精を扱きました。」「私は先輩の言いつけを守りませんでした。」などと書かれたプレートを首から下げて提げなければならない。正座の場所は、おもに各自の部屋の前の廊下で、夜10時から、消灯時間の午前12時までの2時間、みっちり正座を命じられる。特に、冬季の全裸正座は、金の玉まで寒さで震えて縮こまる地獄のお仕置きだった。

「五厘」 通称「マルガリータ」。五分刈りのさらに十分の一の短さまで髪の毛を刈り込み、反省の意を示す。頭部は青々としてみえ、まるきりクリクリツルツルの坊主頭である。刈り込みは、生協の理容店「アンカー」で行ってもらう。

「ケツ竹刀」 竹刀でケツを殴られること。最低3発は殴られる。容赦なし。叩くのは、 主に4年生の懲罰委員長。教育期間中の1年生の場合は、反省会の後、仕置きを受ける。 教育期間中は、ブリーフ一丁のケツを、期間終了後は、それぞれのパンツをつけたケツを殴られる。いずれにしても、懲罰のために整列する前に、ズボンは脱がされる。「ケツの1発や2発どうってことねーぜ。」と最初は高をくくっている1年生だが、1度食らうと、あまりの痛さに泣きが入る。門限を破った上級生にも、同様の懲罰が与えられるが、その場合は、制裁の儀式が開かれる。

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